これ凄い!観終わった瞬間「5億点満点!!!!!」って思った。終始引き込まれた上にラスト鳥肌。去年観てたら絶対ベストに入れてた。塚本晋也監督の過去作絶対観ようと思った(「野火」「斬、」)
戦争物で結構エグい感じなんですけど、嘘が無いように感じた。
子役の子がめちゃくちゃうまい…塚尾桜雅くん、憶えておきます。
というか、子役の使い方が巧すぎるんだと思う。(演出が)
ラストの消え方がもうほんと鳥肌だった。
人混みに紛れていく、それが実際に居た「市井の人」を思わせる…
それにしても森山未來さん上手すぎる…去年はこれと「山女」よね?なぜ受賞しないのか。(高崎映画祭あったか!)
(何で満点にしなかったのかと言われると、昨年の他の作品とのバランスを考えてしまったから。私は昨年はぶっちぎりで「BLUE GIANT」と「ほつれる」、後は大きく離して以下、って感じでした。その2作を上回ることはないが、ベスト3に食い込んだと思う。でも、観た瞬間はほんとに5億点満点と思った。ラストが凄かったからかもしれない)
この感想を書くにあたって、塚本監督のインタビューを読みました。
「戦争の持つ“被害の面と加害の面”を均等に描く」
物凄く分かると思った。
とにかくめちゃくちゃいいので是非観て欲しいです。
リアルが好きな方におすすめ。