You are nothing without me.
ジョゼフィーヌ強し。
ホアキンの様子のおかしい演技と、戦争のシーン(特にワーテルローの戦いは圧巻)は素晴らしかった。
でも私はもっとナポレオンの内面的な部分に迫るか、史実をしっかり描くかどちらでもいいから振り切ってほしくて、なんとなく公私がふんわり入り交じりそのギャップを見せたかったのは分かるけど、なんか疲れたし、ナポレオンにはがっかりさせられるシーンばかりで残念だった。
本当にこういう人だったという側面もあるんだろうけど。
最後のテロップで、
「それで結局この映画でナポレオンの何が語りたかったのだろうか」と思っちゃって、
ナポレオンは戦争に勝利もしたけど、彼が指揮したロシア遠征他多くの戦争で300万人もの犠牲者を出した。そしてジョゼフィーヌが何より大事だった。それはわかる。でもこれは、それが言いたい映画だったのだろうか？
疑問
あとやっぱり私は言語と歴史は紐づいていると思うので、色んな国の人が出てくるのに全員英語で喋ってるのが違和感で仕方なかった。このグローバルな時代にハリウッドで完結させないで欲しい。
