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日々“hibi”AUG
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目次

日々“hibi”AUGが配信されているサービス一覧

『日々“hibi”AUG』が配信されているサービスは見つかりませんでした。

日々“hibi”AUGが配信されていないサービス一覧

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『日々“hibi”AUG』に投稿された感想・評価

CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

3.0
【15秒×1ヶ月×15年】
山形国際ドキュメンタリー映画祭にてユニークな実験映画が上映された。それが『日々"hibi"AUG』だ。本作は2008年から2022年の8月において毎日15秒の動画を撮り繋ぎ合わせたもの。昨今、TikTokやYouTube Shortsなど短い動画が注目されているが、それより遥か前から蓄積された動画から何か感じるものがあるのか?私は密林へと足を踏み入れた。観る前は、淡々と15秒の動画を並べただけの単調な作品かと思ったが、緩急ある作品に仕上がっている。映えとは無関係な何気ない日常、車の通行、大学の授業、夜空などといった景色を捉え続けているのかと思いきや、年や週によっては特定の被写体にフォーカスがあたる。

例えば、連続して肉を切る動画が続いたりするのだ。またロボットのPepperやジョージ・オーウェル「1984年」に関しては音声だけが動画をまたがる。後者はあらすじについて長めの解説が入ったりするのだ。そして、観客が飽きてしまわないように途中でクイズが挿入されたりする。

実験映画と聞くと小難しいイメージがあるのだが、実に茶目っ気溢れる作品であった。作り込まれた短い動画による発信が主流となりつつある2020年代に、等身大の時間の流れ、自然体な遊び心溢れる短い動画の集合体である本作は重要な意味を持つ作品といえよう。
無論、意図しなかったことが画面に入り込むのだが、この日々撮られる15秒のショットは後から振り返られ、繋げて観られることを考えて撮られている。そうである以上、なんらかの意図や繋げた時にある意味が浮かび上がるよう考えてもいるわけで、制御できない部分と制御しようとする意志の攻めぎあいが面白いわけだ。あらがうことのできない枷を自分に背負わせ、そうした闘争を観客にそのまま提示することで日常を新たな文脈へと送り返すことができるはずなのに、音楽や監督のナレーションやペッパーくんの声が、自由な文脈を逆に狭めてしまったのではないかと思う。
真坂

真坂の感想・評価

3.0
山形国際ドキュメンタリー映画祭にて