変な映画だったなあ…。終始夢を見ているような、なに見せられてるんだ感
・真っ暗闇で「帰りたい!!」。完全に水曜どうでしょう。気分は最悪なのに死ぬほど景色が綺麗なのがイラつくって大泉洋が言ってた
・嘘から出たまこと。「何かした気になる」観光。プランを消化しつつ、パッケージの範囲内で即興の行動を取る。虹や滝や人の動きに興味を惹かれるまま、カメラがランダムに動く。この映画自体が観光的。
・この手の話は、完璧なガイドが地獄巡りを先導し、舐めてた参加者が酷い目に遭うパターンが多いと思うが、今作はガイドもブレブレなので底が抜けている
・今日の宿は良さそうだぞと思ったらトイレ使えない。あるある。
・鍵が無くて宿に入れず、観念して野宿した後、翌朝あっさり見つかって顔を見合わせる。広がる徒労感と気の抜けた空気、目の前に広がる最高に美しい朝日。旅だな〜
・わりとマイペースに楽しんでるように見えたダイバーが一番キレてて笑う
・冒頭3分くらいフィフィ・マルタンガルが上映され、特に間違ったというアナウンスもないままやり直して上映が始まった。何だかなと思ったが、今作にピッタリな導入だった気もする