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ルー、パリで生まれた猫のjteaのネタバレレビュー・内容・結末

ルー、パリで生まれた猫(2023年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

オープニングから猫まみれです。
かわいい姿とともに猫の息づかい、グーグーゴロゴロのオンパレード。これは猫好きには♡たまらない。ラストまでこんな感じだったら自分が溶けてしまいそう。が、そこは映画なので猫と女の子の成長物語が始まります。
(ネズミを追いかけて)狩に出かけて帰らぬ猫となったお母さん猫。人間と出会ったばかりに殺されたイノシシのお母さん。子猫やウリ坊たちのことを思うと心が痛い。人も動物も生きるということは大変なこと。(子猫を拾った女の子も親の事情でつらい出来事が)それでも子猫がそばにいることで気がまぎれるのですが。
外の世界が気になる猫は厳しい自然のなかへ走りだします。人間との暮らしを選べばと思うのは私だけではないと思うのですが。ルーも女の子も森で経験をしたことで成長していく姿が涙をさそいます。マドレーヌ(おばあさん)とランボー(犬)の優しさにも涙。
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