マシュー・ヴォーン監督作品。
いくつかの映画サイトのレビュー観て「そんなにクセの強くない異世界ファンタジーぽい、気楽に観られそう」
と思って観始めたら、豪華キャストでのけ反りました…
パッケージ見て
「ミシェル・ファイファーが悪役なのね、いつまでも綺麗だよね」
「ロバート・デ・ニーロが出てるの？ ファンタジー似合うの、大丈夫？」
なんて思いながら観始めましたが…
冒頭からちょっと気になる端役でベン・バーンズ君(『ナルニア～』のカスピアン王子)が出てくるわ、ルパート・エヴェレットがやはり端役で出てくるわ、別サイドから攻めてくる悪役がマーク・ストロングだわでビックリ。
さらにヘンリー・カヴィルも端役で出演。豪華だわ。私得キャスト。密かなお気に入りは海賊の副長役でちょっとだけ出てくるデクスター・フレッチャー。
(そして端役の人は本当にちょっとしか出ないのね… マーク・ストロングはパッケージに名前すらないのにめちゃくちゃ目立つ笑）
ストーリーは、原作ありきのファンタジー。
「壁」を隔てて異世界と繋がるイギリスの架空の村「ウォール」に住む主人公トリスタンの成長譚。
女の子の姿をした「流れ星」を守りながら、真実の愛を見つけていく物語。
原作はヴィクトリア朝が舞台らしく、ばりばりコスチュームプレイで素敵。
観ていて楽しかったのは、
・流れ星イヴェイン役のクレア・デインズは、他の映画同様、キリリとした顔立ちで美人すぎないのに観ていると引き込まれる。「星」役だけにキラッキラ！
・ロバート・デ・ニーロがなかなかにチャーミング！ 脇役だけど楽しそう。主人公トリスタンを大きく成長させる役。
・ミシェル・ファイファーは美貌を追い求める魔女役で相当悪くて楽しい。
・マーク・ストロングが黒ずくめの異世界王子役で、悪いやら格好良いやら面白いやらでもう大変。
特に序盤の表情と終盤の演技(動き)は凄いし何だか笑える、監督、マーク・ストロングに何やらせてるの！w
・take that のエンディングテーマも素敵。歌詞の対訳つけてくれるの本当にありがたい。
特典、未公開映像が観たいからDVD欲しくなりました…！
(追記)
結局セル版を手に入れて特典映像も鑑賞。楽しかった！
マーク・ストロングさんいわくアクションはほぼご自身で演じたらしく、尊敬しかないです…！
また好きな映画が増えてしまったよ…
