2回目の観賞。
正直なんにも情報入れないまま観てほしい作品です。
彼女の想像を絶する過去はあまりにも悲惨で、当たり前を生きる私からはかけ離れた物語だ。
しかし親しい人のしらない面があることや、理解したつもりでいることが相手にとっての負担になる関係性は普通に起こりうるもの。そんな誰にでも当てはまる話でもあった気がしました。
過去を捨て去り生きたいもの、過去を知るからこそ理解したいもの、過去を知らないからこそそれを受け入れたいもの、3人の関係性が絶妙に混じりあいミステリー調に進んでいく物語は見事でした。
私達は親しい人を理解したつもりになっていないだろうか。
