杉咲花さんの演技を観たくて観賞。
ハマれなかったのが正直な感想です。
確かに設定はとても興味深いし、観賞中は「罪の声」や「ある男」を思い出してワクワクしました。
ストーリーが進むにつれて真相が明らかになっていく話は、やはり2時間前後の映画として好きです。
ただ、今作は長谷川と後藤刑事が捜査を始めた前半を超えるシーンが、後半にかけてあまりなかった。
終盤のモノローグは胸に来るものがありましたが、後半にテンポを落としてしまったことが少し残念。
(主人公の境遇が稀すぎるかつ、状況の整理が難しくて、感情移入が出来なかった点もあります。)
それでも杉咲花さんの演技は圧巻でした。
壮絶な人生を送ってきた主人公の表情や台詞を丁寧に表現されていて、特に最初の婚姻届を渡された時の表情は、一気に映画に入り込ませられました。
一番好きな役者さんです。
少し先ですが、2024年3月に公開予定の「52ヘルツのクジラたち」も今から楽しみにしています。
帰りにケーキを買って帰りました。
