杉咲花ちゃんのお顔の小ささ…羨ましい。
社会的に孤立してしまってる人や無戸籍などの法的に存在していない人にスポットを当てた作品。
「誰も知らない」「子宮に沈める」と同じ系統で、終わった後もスッキリしない、なんとも後味が悪いな…という感じ。
(個人的にはそれらよりも観やすかった)
花ちゃんの演技って、なんというか繊細でとても良い。
ラストのシーン、市子は冬子として、普通の人生をやり直すんだろうなと思った。
市子の選択肢としては多分二択しかないものね。
無戸籍で誰かの協力を得ながら生きていくか
誰かの戸籍を貰うか。
冬子の戸籍を貰っても、市子の思い描く普通に生きていく事が叶うかは分からないけど…
長谷川さんからプロポーズを受けた翌日に失踪してるけど、
何度も失踪を繰り返してきたのに
その時は帰ってくるギリギリまで二人が住んでたアパートに居たのは
きっと今の生活こそが、市子がどうしても手に入れたかった普通の生活なんだろう。
だからこそ離れられなかったんじゃないかと思った🥹
