サブリミナル効果でずっと煽られていたのでもう観ようと決意しました。
私の中での三大リボルバーの1人次元大介の映画です。（余談ですが残る2人はあぶない刑事のユージと、ダーティハリーのハリー・キャラハン）
物語は、玉山鉄二扮する次元大介が愛銃コンバットマグナムの調子が悪く日本のガンスミスを訪ねた際にある少女と出会うところから始まる。
実写版小栗旬ルパン三世は観ていないのですがあちらでもどうやら次元は玉山鉄二。
私のイメージとはちょっと違うんだよなぁ。
やっぱり細さかな。
あと実写にすると髪と髭ってこんな感じになるんだ。
全体的に漂うamazonっぽい暗い映像。
アマゾンズとかブラックサンの様に子供向けアニメを大人向けに落とし込んだ様な雰囲気です。
というよりストーリー自体が特撮のスピンオフやリメイクの様な作り方。
期待していた感じとは少し違いました。
アクションはカッコいいと思う場面は多くカメラワークも凝ってます。
後半はジョンウィック並みの個対多の戦いで見応えもあります。
ただあまりにも超人ではありますけど。
いくらコンバットマグナムだとは言え遁甲榴弾の効果はありません。
あと完璧な変装するためには自ら唇を焼き耳を落とし鼻を削いで頬骨を砕かないと。
ラストシーンの真木よう子の満たされ方や子役の笑顔の演出が唐突に感じてしまい個人的にはイマイチ。
終始うーんと唸りながら観てしまいました。
やっぱりアニメや漫画の実写は難しい。
予めイメージや個々の雰囲気があるから尚更だと思います。
ただこの映画に関して言えば次元大介である必要も無いかなと感じましたけど逆にそこを抜くとよりわかりにくいかも。
アクションの見せ方は好きなだけにもう少しストーリーも練って欲しかったというのが正直な感想です。
