II観た流れでIIIへ。
名作と言われている3作目です。
物語は、前作でチャンピオンになったシルヴェスター・スタローン演じるロッキー・バルボアが最強の挑戦者を迎えるというお話です。
覚醒したかの様に勝ち続けるロッキー。
生活もどんどん変わっていき周囲からも持て囃されています。
スタローンの肉体も偶然にもチャンピオンらしく前作より仕上がっていました。
そんな中、リングサイドから睨みつける視線が。
後にプロレスラーとしても活躍するMr.T演じる挑戦者のクラバー・ラングです。
余談ですが、映画にも登場するハルク・ホーガンとMr.Tはこの後プロレスラーとしてもタッグを組み、特攻野郎Aチームでも共演しています。
そしてロッキーは追う側から追われる側へ。
ロッキーは少し調子に乗りやすい所があるのが問題なんですよね。
最強の挑戦者を上手く避けていましたが、妻を侮辱するというロッキーの逆鱗に触れる行為を行い遂に試合へ。
リングサイドにはかつてのチャンピオンであり憑き物が取れた様な顔のアポロ・クリードがいました。
ここからの展開がとにかく熱い。
悲しい別れ。
かつての敵との共闘。
自らを奮い立たせてトレーニングに励みます。
1作目のテーマが勇気と挑戦だとしたら2作目は愛と努力だと勝手に思っていて、3作目は回帰と友情だと解釈しています。
某少年漫画週刊誌ではありませんが、そこで連載していてもおかしく無い活劇なんですよ。
物語はクライマックスに向けどんどん熱を帯びていきます。
小籠包の中くらい熱いです。
冷静になれと諌めてからのブチギレアポロには笑ってしまいました。
試合の結果とアポロのお願いに関しては是非ご自身でお確かめ下さい。
今作もやはり音楽が素晴らしいです。
『ゴッドファーザー』『燃えよドラゴン』『ビバリーヒルズコップ』など音楽だけを聞いても何処か聞いたことのある映画は少なくなった気がします。
『アルマゲドン』『タイタニック』なども歌手より先に映画から知っているほどでした。
近年ですと『アナと雪の女王』が音楽としても売れた印象がありますね。
今は有名歌手がタイアップしたりする機会も多く、勿論それはそれで良い楽曲も多いのですが、ザ・映画音楽という様なBGMにハマりたい今日この頃です。
