単純に、面白かった。
こんなに静かな作品なのにめちゃくちゃにワクワクした。
正直、冒頭の地面から真上にカメラを向けて画面の上から下へ流れていくショットが長ったらしくアートで結構ですな〜とか思っていたけど、ここからして後々伏線回収的に意図されたショットだと気付かされるし、全編この調子で訳わからんアート映画のようでいて
ビシバシにストーリーに意味あるものとしてハマっていく気持ち良さに酔いしれる思いだった。
もちろん、薪割り、陸ワサビ、ウコギ、学童からの車を動かし巧が娘ちゃんに追いつくシークエンスまでで、十分この映画の映像的な虜になれる。
Playmodeの皆さんが登場する中盤からは、脚本的な面白さで心地よく連れ回され、えーっ!!!というラストで観終えてからも、このタイトルと共に心にこびり付いて離れない。
もう2回くらい映画館で観たいな〜。