いもうえゆき

悪は存在しないのいもうえゆきのネタバレレビュー・内容・結末

悪は存在しない(2023年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

えー、めっちゃいい映画じゃん。私の日常にも近いし、リアル!と思いながら終わりまであと15分かー、と思って時計見てたらそのあとが…まさかの展開に息を殺して見てしまった。思い返せばシカの会話、区長さんの一言…なんてこった、見せたいものはこれかな?というこっちの期待を見事に裏切ってきて、映画館をこんなにも混乱の中で出てきたの初めて。ちょっとまだ分からないです。。でももともと濱口監督の演出や役者チョイス、セリフの付け方喋り方はとても好きなので、好きではある。自然物が美しいなって思える。分かったつもりになるこっちの気持ちを全覆ししてくるのところは、最後だけ市子とかの不穏さにも少し似てる。