自分は世界のことを知らなすぎると痛感させられた作品。
ポーランドとベラルーシの国境でこんなことが行われていたのだと。
国境警備隊の難民に対する仕打ちは胸糞MAX。
支援団体の人たちの活動は全力で応援した。
実際に難民だった方をキャストに起用している点もすごいなと思った。
最後、国境警備隊の人が難民の移動を見逃してあげたところが唯一の救いだったと感じる。
いくら任務とはいえ、人の心を持っている人がいて良かった。
映画の最後にテロップで、ウクライナ戦争による移民を数多く受け入れているという内容が流れたが、本作の難民は白人ではなく中東系や黒人の人達。
タイミングやきっかけは違えど、その事実に違和感を感じずにはいられなかった。