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人間の境界のKAOのレビュー・感想・評価

人間の境界(2023年製作の映画)
4.7
2024年劇場観賞15本目

フィクションなのだが
ドキュメンタリーを観ているようなリアルさで(題材はベラルーシとポーランドの国境で現実に起きていること)かなり観るのがしんどかった。

だからこそ、フィクションにして「救い」を描いているのか。

ラップのシーンは泣いた!人種や国境を超えて人と人は繋がれるんじゃんね。

国境警備隊員が移民を見逃すシーンは
個人は誰も悪くないこと思い知る。

制服を脱げば、父と母から生まれた
愛と思いやりを持った1人の人間。

人間は戦争に行くと平気で
殺人鬼となり略奪する。

任務という名の元に。

本当は誰も争いたく
なんかないのに。

知ることが大事なら
こういう社会派映画を
もっとバンバン上映、宣伝して
次世代に繋がないとだ。

小さい映画館で高齢者だけが
観ていても未来は変わらない。
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