公式映画コメント記録アカウント

けものがいるの公式映画コメント記録アカウントのレビュー・感想・評価

けものがいる(2023年製作の映画)
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AIに管理された未来で、
あなたは愛に飢えた「けもの」に出会う。
あなたの心の中にいる「けもの」に———葦沢かもめ(SF作家・慶應SFセンター研究員・AIエンジニア)

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異なる時空で繰り返される逢瀬、
そこで映像の詩というべき、
美しい構図と色彩による
鮮烈な場面の数々を目撃する———五十嵐太郎(建築評論家)

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素直になれず、感情を表せず、
待ち続けたけものが走る
荒野はあるのだろうか。
監督が作曲したスコアが
我々の心を試しているようだ。
ニコラス・ローグの映画のように
鮮やかに区切られていく時間に
ただ身を任せてください———石橋英子(音楽家)

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人間の良さ、らしさとは何なのか。
AI技術が進む現代、近い未来に起きても
おかしくないリアルさを感じ、
感情の尊さを考えさせられる映画でした。
映像のお洒落さや仕掛け、
そしてレア・セドゥ好きな私としては、
演技だけでなく、
ファッションやヘアメイクも
楽しめる魅力的な作品でした———伊藤千晃(歌手・タレント)

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ニューロマンティックバンドの
ヴィサージの
『Fade to Grey』が大音量で流れ、
'80sファッションで盛り上がる
「1980」というクラブ。
これはX.ドランの『わたしはロランス』の
ディスコシーンのパーフェクトな再現!
前世の記憶を巡る本作は、
もうひとつわたしたちのドラン体験の
記憶にも触れる!———ヴィヴィアン佐藤(ドラァグクイーン・アーティスト)

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ひとは映画に感情を委ねる。
けものはそれを外からじっと視ている———岸裕真(アーティスト)

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スピリチュアルでスペクタクルな
輪廻のダンスムービー!
この作品を観たあとは、
来世に遺恨を残さないために
とりあえず会う人全員に
親切にしたくなります———辛酸なめ子(漫画家・コラムニスト)

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時間とその無常について、
劇場を出た後も長く心に残る作品。
2020年代に見た映画の中で、
これを超える作品は思いつかない———ジム・オルーク(音楽家・プロデューサー)

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こんなレア・セドゥ
をスクリーンで観るのは初めてだ!
最高の演技!!最高の演出!
たまらない…たまらなすぎる!
時空を超えた
予想も出来ないストーリー展開!!
キャスティング、音楽、衣装、美術、
全てが素晴らしく美しい…!
何度でも観たい映画!
観終わってもまだ感動が醒めない!
頭が破裂しそうだ…!
すごい監督に出会ってしまった…
怖いほどロマンチック!
いとおしくくるおしい!サイコー!———竹中直人(俳優・映画監督)

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実にフランス映画らしい
不思議な雰囲気の中で、
レア・セドゥの圧倒的魅力がほとばしる———中野京子(作家・ドイツ文学者)

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構成力が際立つが、
映画を成立させているのは、
やはり役者の演技力だ。
映画制作技術の批評でもある作品———平野啓一郎(小説家)

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エキサイティングでエロティック。
贅沢な映画体験。
リンチの『マルホランド・ドライブ』や
ハネケの『ファニーゲーム』も思わせる ———The Guardian

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望みを満足させるための、
胸締めつけられる傑作———Ioncinema

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フランスで最も知的で
挑発的な監督ボネロは、
大胆な手法で観客の頭脳を刺激する。
ジャンル的要素と最新話題
(AI、インセル・カルチャー、
あるいはデジタル時代における
魂とは……?)を
大胆にミックスさせる———Screen

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壮大なSF叙事詩。
21世紀における最重要作品———Indiewire

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『ツイン・ピークス』を彷彿させる
挑発的なSF映画。
奇妙で幻想的なモードは、
アラン・レネの『去年マリエンバートで』も思い起こさせる———Deadline

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恐れを煽るロマンティック・スリラー———The Hollywood Reporter

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偉大な作品!
想像的でメロドラマティックな
精神の虜になる———Little White Lies

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力強く、抑制的で、不可解な、
途方もない映画をボネロは創り上げた———Cineurope

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挑戦的な作品を求める人々の
興味をそそる———Variety

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ボネロは、息が詰まるような
大きな愛の歴史を、
みごとな物語に仕立て上げた———Vogue

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クローネンバーグとリンチの
中間領域にあって、
ボネロ以外の何ものでもない。
欲望が永遠に続く場所であり、
心揺さぶるメロドラマ———Les Inrockuptibles

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ボネロとセドゥは、美と現代性の
新たな高みに到達した。傑作!———Transfuge

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ジャンルを大胆に融合させた作品。
ロマンティックでありながら
ディストピアンな映像に
レア・セドゥが降臨する———Télérama

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