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わたしの聖なるインド/我が理想の国

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わたしの聖なるインド/我が理想の国の作品紹介

わたしの聖なるインド/我が理想の国のあらすじ

イスラム教徒を迫害するインド市民権改正法(CAA)への抗議デモ。監督は抗議する人々の声に耳を傾け、ムスリム女性としての自身のアイデンティティを見つめる。

わたしの聖なるインド/我が理想の国の監督

ノウシーン・ハーン

原題
Land of My Dreams
公式サイト
https://landofmydreams-film.com/
製作年
2023年
製作国・地域
インド
上映時間
74分
ジャンル
ドキュメンタリー
配給会社
きろくびと

『わたしの聖なるインド/我が理想の国』に投稿された感想・評価

月
3.9
ノウシーン・ハーン 監督・撮影・編集
原題または英題:Land of My Dreams
山形国際ドキュメンタリー映画祭2023にて市民賞(観客賞)を受賞(映画祭上映時タイトル「我が理想の国」)


インドに暮らすムスリム女性たちの100日以上にわたる平和的な抵抗運動を追ったドキュメンタリー
(2023年製作 インド 74分)

とても、勉強にはなりました✨
ニュースの裏側、
即ち現地ではこんなことが起こっていたんだと驚愕すらしました

観て学んだ作品でした✨

今作は
2019年12月、インドのモディ政権はイスラム教徒を意図的に排除する市民権改正法を制定し、イスラム教徒の間では市民権を剥奪される危機感が高まった
法案に対する批判の声が高まるなか、反対運動の拠点であるジャミア・ミリア・イスラミア大学構内に警察が突入し、200人もの負傷者と多数の逮捕者を出した

この暴力的な対応と差別的な法案への抗議として、ニューデリー南部のイスラム教徒居住区シャヒーン・バーグで大規模な座り込みが始まる
その中心にいたのはムスリムの女性たちで、政府による宗教差別やデモ鎮圧は憲法違反だと主張し、日々の暮らしを営みながら100日以上にわたり幹線道路を封鎖した

この非暴力の運動は多くの人々の共感を呼び、世代や文化、宗教を越えてインド全土に広まった

しかし、デリー議会選挙をきっかけに状況は緊迫し、警察による強制排除が起こります
その様子がまざまざと映されていました

「警察による」と書きましたが
正しくは政権の指示により暴徒化した「警察、治安部隊、市民権改正法賛成派たちによる」もはや、一方的な弾圧です

イスラム教徒の収容所建築の計画もあるのだとか…

アウシュビッツの悲劇再びか…と怒りすら💢

「崇拝する神は違えど、我々は生まれる前からこの地に居るインド人だ」
という言葉が印象的でした

ほとんどがイスラム教徒の市民権改正法反対派の中には、市民権を認められているヒンドゥー教徒の人たちなど多くの他教徒のインド人もいます

2024年3月、市民権改正法は施行されました
この戦いは今も続いており、
「イスラム教徒などのマイノリティへの差別や暴力が増え、社会の緊張が高まっている」
とのことです

明るく、楽しい大活劇を製作する国であり
最近は多くの作品が公開、上映されているインドの裏側で起きている出来事を知ることができた作品

「世界最大の民主主義」と呼ばれてきたインドの今後に注視したいとも思いました


〈余計な一言〉
ドキュメンタリーですし、学びのある作品ではありましたが
映画作品としては実にもったい構成になってるように感じました

74分がびっくりするほど長くも感じましたし💦

と、ちょっと残念には思いましたが
今のインドを知る貴重な作品だとは思います


26-267-135
MK
4.0
私はインド人だ
よそ者でも侵略者でもない

かなり不勉強だけど、市民権改正法と全国市民登録簿の導入により市民権を奪わられることを危惧したムスリムの人々がデモを行うようになり、選挙と相まって大規模なレイシズムに基づくデモや暴動、暴力に発展してしまった騒動を扱った作品ととらえた。

主義信条によって人々が区別され差別され排除され傷付けられていく様には観ていて心が傷んだ

宗教が人を救うところをあまりみない

信じる者は救われる
信じない者を傷付ける必要はなんだろう?
そんな風にいつも思う

救われている人も沢山いるとは思うけど…

SNSなどを見ていて「好き」は世界中で発散し続けているのに
「嫌い」はなんで集約した挙句に政治に悪用されて、個人の醜さを露呈するツールに成り下がってしまうのだろうと考えていたけど、

収束する「好き」は、異なる「好き」を排除するどころか否定して嫌悪することの恐ろしさを改めて実感した。

そして無関心が生み出す当事者との距離感や意図的な関心や親和による打算も。

この作品のなかで迫害を受けようとしている民族のこともその人々を誰一人知らないからこんな客観的なことを考えるけど、一人でも知り合い、恋人や友人がいたらどう考えるのだろう?

私も憎悪や怒りを覚えてしまうのかもしれないと思うと怖くて仕方ない。
samiam
3.5
1週間に一度都心に出社する日は都内でしか観ることの出来ない作品を。。。其の二。。。
神保町から渋谷に移動して。。。

ヒンドゥー教の信徒人口の約80%(Chatpy情報)のインドでは、約15%のイスラム教徒が差別を受けていることを表した作品。

尺が短いこともあり、ドキュメンタリーとしてあまり深掘りがされていないように思えてちょっと残念。。。(生意気な😤)

ただ、監督さんの母校である大学の学生の大半がムスリムであることから、現政権や警察から差別され理不尽な仕打ちを受けていることや、ムスリムの女性がそれに対して平和的な方法で必死に抵抗していることは伝わった。。。

人を幸せにするための宗教が、政治に利用されたり、憎しみの根源のようになってしまっていることが悲しい。。。😥

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