KREVA727

キエフ裁判のKREVA727のレビュー・感想・評価

キエフ裁判(2022年製作の映画)
4.8
この映画を観られている方はおそらくですが、東京裁判やニュールンベルグ裁判も観られてる方がいるかもしれません。
この映画で特に印象的だったのが、被告人として挙げられた戦犯たちの一人一人の供述に、仲間に罪を負わせる者はいなく、自身が行ったことへの罪は認めているところに他の裁判映画とは違うところを感じました。
ただし、自身たちが行ったことは認めるものの、全体主義の中でどのように生きながらえるかを苦悩して決断した内容にハンナ・アーレントの<凡庸な悪>を彷彿させられました。
最後の絞首刑にされる場面、公開処刑する映像も残っていることに鑑賞しながら関心した。
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