オッペンハイマーのKREVA727のネタバレレビュー・内容・結末

上映されるまで各メディアで話題視されてた映画を先日鑑賞しました。
まずこの映画は180分もの長大作なので観られる方は覚悟が必要です。
始めから1時間はセリフとシーンが短いスパンで変わるので観てる方は少し疲れるかもしれません。可能であれば、その時の時代の状況、アメリカが世界的に見てどのような立ち位置にいたかなどの予備知識があるとより関心を持って鑑賞できます。
また中盤から後半にかけて原爆の父と呼ばれるに至った功績と大規模実験の様子が克明に表現されていてとても面白かったと同時にオッペンハイマー自身が原爆という危険物を完成させたことへの後悔と心情の変化が繊細に表現されています。
映画を観てた私自身は後半からオッペンハイマーの気持ちを考えてみてたら大変な後悔と心情の変化に涙をする場面もありました。
全体的にとても完成度が高いものになっているので第二次世界大戦前後の歴史を科学者目線での切り口としてご覧になるためのいい機会にもなるとても考えさせられる映画になっています。