バティモン5 望まれざる者のKREVA727のネタバレレビュー・内容・結末

レ・ミゼラベルを作成した監督による作品、現在のフランスのある地区では自分の居場所が定まらない人たちと心情をうまく描いた映画でした。
人は皆平等と思うのはフランスいや、今の時代では御法度なのかもしれないと感じずにはいられない、そう感じる映画でした。

フランスでの自分の居場所を守る人たち、生活することで精一杯な人たち、自由を求める人たち、どの視点（どの登場人物）に立ってみるかで感じる感情がもちろん変わるが、現実にこの問題がここ（フランス）にはあることを知るきっかけになる作品でした。
最後の強制退去勧告から恨んだ相手宅の放火行為を止めるところまでの不条理な状況下でのシーンはとても見ものでした。