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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム エクステンデッド・エディションのUCのレビュー・感想・評価

5.0
『スパイダーマン:ノーウェイホーム』に
約11分間の未公開シーンを追加したバージョン。
劇場公開時は【モア ファン スタッフ バージョン】と銘打って上映されたが、配信時にはタイトル長いし分かり辛いからなのか【エクステンデッド エディション】に変更。要はこの2つは全く同じ。誤解を招くからFilmarksさんまとめて。なぜか配信しかなくソフト化しない。オタクは物理でも欲しいんじゃ〜!ソフト化して!

開始と同時に本作一番のネタバレが投下されるので完全に一度観たファン向け。

映画としての内容は言わずもがな最高なので割愛。

主な追加シーンまとめ
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・まず本編の開始前に、ピーター役3人によるファンへの感謝コメントと、本編中のピーター3の発言「愛してるよ」に対する2人からの正式な返答。
・ダメージコントロール局による取り調べ、ピーターとメイのシーンを増加。1作目や2作目の事件にも言及。地味に字幕修正も。ネッドの「スーツも解除し彼を宇宙へ」発言は、吹替だけにしか反映されてなかったが字幕にも追加。
・スパイダーマンがひったくり犯を捕まえるも、子供が犯罪を取り締まっていいのか周囲の市民が議論を開始。最後にはアンチにペンキをかけられる。ちなみにこの時のひったくり犯役はトムホの実弟。
・3年生初登校前にデイリービューグルのシーンが追加。市長や市議会がピーターの登校を許可したことを報道。代わりにベティの台詞を少しカット。
・他の生徒達に写真を撮られながら廊下を通るピーターの後に同級生男子の台詞が一言追加「一緒に実験したよね?」
・体育館で能力を見せるように体育教師らに煽られるシーン。
・廊下でフラッシュが著書のサイン会を実施。
・ベティによる学内放送のスパイダーマンに関する色んな人へのインタビュー。ジャスティン・ティンバーレイクのイン・シンク脱退説が噂から本当になった事やら、「アラクノキッド」「噛まれ男」などスパイダーマンの名前の別案、ベティとネッドのちょっと気まずい間があったりとかなり脱線した内容で面白い。
・ピーターら3人のサンクタム地下室での捜査準備シーンに数カット追加&BGM変更。
・メイおばさんの職場に行く場面で字幕が付いてなかった「ミステリオは正しかった」「ようこそF.E.A.S.Tへ」が追加。
・デイリービューグルのシーン追加。エレクトロ戦の目撃証言。
・ヴィランズとハッピー宅へ上がるエレベーターシーン。
・ハッピーとマードックのダメージコントロール局からの取り調べシーン。盲目なのにハッピーが汗を沢山かいてる事を指摘できるマードック。
・ドッグオクの制御チップの自己修復複合回路についてのピーターとノーマンの会話が追加。
・最終決戦直前のピーター3人のトークが長尺に。
・エンドロール後の『Dr.ストレンジ2』予告編がなくなり、新規シーン「ベティのコーナー」へ変更。


追加シーンはどれも面白いシーンが多いものの基本的にあくまでファン向けのオマケシーンなので、正直観ている途中はテンポの良いオリジナル版の方が良いかなぁと思っていたが、エンドロール後の追加シーン「ベティのコーナー」が学生生活の終わりの総括としてとても良い。短いシーンなのに泣かされた。
ピーター・パーカーの“ホーム”シリーズ3部作が完結してしまった事をより強く感じた。切なさ倍増。

通常版と合計すると人生で映画館で一番観た映画に。

日本最速試写会2回
IMAX字幕10回
吹替8回
スクリーンX吹替1回
モアファンVer.6回
合計27回

推しの興行収入に貢献したくて試写会の2回以外は全部有料鑑賞!一つの映画を映画館でこんなに観ることは人生で多分もう二度とないだろうなぁ。ありがとう!

“Happy Graduation!! Go Tiger!! Hoooo!!”
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