このレビューはネタバレを含みます
救いの声が届かない者たちの物語
原作の完成度の高さと杉咲花に期待して観てきました。
結論はイマイチです。
よかった点は、演技の微妙な所作で感じ取れるものがあったことと、理解できないとこを都合よく理解したつもりになっている人間の気持ち悪さがとても心を揺さぶってくれました。
ただし脚本がチグハグで感情の持っていき場所を見失ってしまいまったり、微妙に改悪だったのも残念。
トランスジェンダーの注射のシーンをあんなに露骨に描く必要はなかった…。
期待していた作品だったが故に少し残念。