このレビューはネタバレを含みます
もうギャン泣き。
52ヘルツのクジラの声は他のクジラ達に聞こえない音で、広い海の中で孤独な存在であることと、自分の悩みを打ち明けられない辛い思いをしている人の声が周りに届いていないことを比喩表現として使っているところがもうオシャレで引き込まれた。
今回のお話ではあんさんときなこといっちゃんがクジラとして出てきたけど、新名さんとかきなこのお母さんもいっちゃんのお母さんももしかしたら描かれていないところでクジラだったのかもしれない。
声を聞けてもらえた人は人を傷つけることはしないという共通点があるかな？
自分も52Hzの声を聞ける人間に成長していきたいと思いました。
最初らへんのきなこがだんだん明るく笑顔になる描写や最後らへんいっちゃんがマシュマロ持ってきてくれるシーンとかが泣きました
