プロの泥棒とはあるけど、窃盗シーンはご愛嬌程度で、それよりもリタイア後の自由を勝ち取ろうと戦うシスターフッド物語。ライト寄りなつくりが◎。所々これどこにつながる?と唐突なシーンがあって戸惑うけど、そういうところが色々な意味でフランスっぽく(?)、クライマックスは緊迫感あり熱くさせるものありで良かった。監督も務めるメラニー・ロランがアデル・エグザルコプロスに魅了されているんだろうなぁっていうのがよく分かるくらい、アデルの見せ場たっぷり。人懐っこい感じ可愛い。ボスを演じるイザベル・アジャーニの貫禄はさすが。メラニー・ロランと対峙するシーン、ゾクゾクさせてくれました。