ゆみゆみ

隣人X 疑惑の彼女のゆみゆみのレビュー・感想・評価

隣人X 疑惑の彼女(2023年製作の映画)
4.0
先行上映にて。林遣都、上野樹里の舞台挨拶の後に観賞。

ほぼ内容など知らない状態で観たので、いきなり異星人Xの説明が林遣都の語りで始まり、なんだなんだと思ってるうちに映画の世界へ。
舞台挨拶でしきりに樹里ちゃんがフィルターという言葉を使ってた意味がよくわかる。

難民となった異星人Xを受け入れた地球。地球人に擬態して生活しているX。だけど、マスコミがXの危険性を煽り、Xを探すことに躍起になる。
なんかとんでも設定なSFだなぁと思いつつ観てたけど、その設定を借りて言いたい事は別にあった。

ラストの方ではボロ泣きさせられたし、林遣都が演じた笹憲太郎という人物の心情がリアルに伝わってきて、自分を振り返り空恐ろしくなり…。
とにかく情報過多の今の社会に問いかける社会派な物語だった。みんなが観るべき映画だと思った。
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