こーべい

呪怨のこーべいのレビュー・感想・評価

呪怨(2002年製作の映画)
3.0
いい歳なのですが、今さら自分で気づいたのが案外「怖いもの」に興味があるということ。
なので最近ホラー映画の代表作を順番に鑑賞しています。


『リング』『着信アリ』等と並んで2000年代の和製ホラーを代表するこちらの映画。
かつて殺人事件が起きた家に何かが"いる"…この家に関わったものは行方不明になったり不審な死を遂げることになる。複数の登場人物のショートストーリーがオムニバス形式で展開する。

残念ながら怖さという点ではイマイチでした。なぜか?それはどうしても白塗りが悪目立ちしすぎてコントに見えてしまったからだと思う。(特に女子高生3人の白塗りは学芸会に見えてしまった。。)
別にホラーと言っても怖ければいいとは思わないけど、物語の背景に人間の悲しみや避けることができない業のようなものがあればいいんです。感情が立体的になるので。

そういう意味で、ただ怖がらせようとしているだけで背景がペラペラだったような気がした。