1月３日今年初見の映画でした
タイミングが悪い、、嫌でも能登地震とシンクロして観てしまう
世界を襲った未曾有の大災害で廃墟と化したソウル
一軒だけ残ったアパートに家を失った人たちが押し寄せ、自分達のアパートを守ろうとする住民達は死守しようとする
最初は大人しく弱々しげだったヨンタクが、だんだん独裁的なリーダーになっていく
パク.ソジュン演じるミンソンもだんだんと彼に傾倒していくが、ヨンタクの家の隣の若い女の子が戻ってきたことから、意外な方向へ話は転がっていく
強いリーダーがなんでも決めてくれ、なんとかしてくれる。
ああいう非常事態の時には、それに従っている方が楽なんだろう
その人に認められたいと頑張って一番弟子のようになるミンソン
私もそんなふうになってしまうのかもしれないと思った
人道的には外部の人たちもアパートの中に入れてあげて、協力しあうのが理想なんだろうけれど
家の数にも食料にも限度がある
じゃあどうしたらよかったんだろう
こっそり匿ってあげるメガネの男の人の背景があまり見えてこなかったので、もう少しそこを掘り下げて欲しかった
マンソンの妻ミョンファはヨンタク達の振りかざす正義に疑問を呈していたけれど、真正面から反対意見を述べたりしないし、中途半端な正義感
私はあれかな
