このレビューはネタバレを含みます
コンテナにたった1人取り残された妊婦が、不運な偶然でコンテナごと海を漂う話。
コンテナに閉じ込められ、最初は旦那がいないと何もできなそうだったのに、だんだんしっかりしてくる妊婦。
さらに子供が生まれて更に強く逞しくなる母となり、最初と最後で全く違う人格になっていた。
もちろん映画だから、色々ツッコミどころはあるけども、小さな空間でセリフはほぼ1人の女優しか喋らないのにちゃんと見応えがある。
最後まであんまり晴れやかな気持ちにはなれないけど、生きてるって凄いことだと、人間の底力を感じる映画だった。