家族、だと親父も含まれるからやっぱそうは言いたくねえな。
兄弟の、共に居ると皆朗らかで仲の好い様子をあら素敵ね、なんつって観てる訳ですよ。
オリンピアンになれず仕舞に終わった彼のルックス好みだわぁ、なんつってね。
んで事実としては本作に触れるまで知らなかったけれどもざっくりあらすじが頭に入った状態ですからして、或る瞬間から途端に不穏さを感じ始める訳ですよ。
んであれだけ仲の好かった兄弟が、共に居る事で以て劣等感を覚えたり自信や誇りを見失っていく訳ですよ。
それはとても辛い事じゃないですか。
という事で感想としてはただこの一言、唾棄すべき呪縛にまつわる厭な話を描き倒すとても好い映画だなぁ、と。