アイアンクローのSのネタバレレビュー・内容・結末

母は宗教で、父はプロレスで息子たちを守ろうとしたっていう冒頭のナレが心に残りすぎてる。

お父さんにはyes, sirと返事をし、息子のことはsonと呼ぶ。4人の兄弟に順位をつけてそれを日々公言しながら過ごす。家庭に安息はない。兄弟で解決しろ、という。父と息子、家族の関係が独特すぎる。育ってきた環境って大事だなと思う。

ケリーが死んだ後の描写が泣けた。両足でジャンプして、三途の川渡ってあの世で先に逝った兄弟と抱き合う。
少なくとも2人は生きていることより、楽になりたいと願った。
父と母はどんな思いだったんだろう。後悔はなかったんだろうか。

初めて知ったけど、ケリー役のジェレミーアレンホワイトってめちゃくちゃいい俳優だな。彼の演技から目が離せなかった。

デイヴィッドは誰だっけとずっと思っていたらTriangle of sadnessの彼だった。

リックフレアーうざかったなww

映画館で見て良かった。