初っ端からアメリカンプロレスクラシック、エリック親父の試合シーンに魅せられる。この骨太な身体は説得力充分。実在のレスラーコピーも結構頑張ってる。特にテリーゴディのカーリーヘアーを振り乱す動きはいいねー。ハーリーレイスの場外ブレインバスター制裁は本当かどうかは別としてああいうエピソードは最高に燃える。「試したんだろう」って。あれ入れただけで素晴らしい。YouTubeに上がってたハーリーレイスとのNWAタイトルマッチ見たけど（映画ではノンタイトル戦）、場外でコンクリに落ちてかなり肩にダメージ受けてるところがあった。レイスがショルダーバスターとかで更に肩を攻めてるようにしてちゃんと試合を成立させてたりして胸熱。
強権的な父の…とかのメッセージ性には勝手ながら食傷気味だし、実際のエリック親父の試合を見ると今でも素晴らしいし、プロレスラーの特性が性に合うか合わないかだけで、親父は普通の生活に向いてなかっただけじゃないの？と思ってしまった。度重なる不幸は親父のせいもあるけれどアメリカの特殊な時代のせいもあったんだろうし。
ケビンの今はジャクソン・ブラウンみたいだな。
