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アイアンクローのpのネタバレレビュー・内容・結末

アイアンクロー(2023年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

次々と起こる悲劇に「もうやめてくれ!」
と叫びたくなる気持ちになった。
そして今度は誰が不幸を背負うのか、
常に手に汗握る話だった。

ケビンの兄弟を亡くした絶望感は計り知れないが、
私は兄弟たちの母親が不憫でならなかった。
5人産んだのに4人亡くすって…辛すぎる。
まあそんな母親も宗教に依存し子供の面倒事も子供に押し付ける十分毒親なんですが…

これは名字の呪いでもなんでもない。
父親が絶対的で支配者である環境は客観的に見れば狂気的だが、
本人たちはそれが当たり前で、父親の期待に応えることが人生のすべてだと考えているようにも見えた。
あえて言うならこの悲劇の連続は「父親の呪い」が生み出したものである。

ケビンが父親から開放され自分の子どもたちと孫と牧場で暮らしているという最後に少し安堵した。

てかザック・エフロンガチムチすぎて笑ってもたわ。
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