タランティーノ処女作。
アングルやカット。
スイッチになる音楽たち。
後の作品にも続く彼のセンスは、第1作で既に画面の細部に散りばめられており目を奪われました。
まあやはり中身はないんだけど、特に目を惹かれたのは“男”の描写。
最近彼女との間で、生活において“片付け”か“準備”か、どちらかが好きかという話題があがりました。
(片付けも準備の一環だろうという声も聞こえるが一旦無しで)
私はもちろん“準備”派。
ジャケットを羽織り、タバコとリボルバーをポケットに押し込む。
コームやシェーバーを携帯する。
暴力や裏切りに塗れながらも、常に嗜みを忘れない男達に釘付けの100分です。