ケリー・ライカート初鑑賞。
西部開拓時代、オレゴン。
混沌と情熱が交錯する時代の中、主人公クッキーは同じくアメリカンドリームを追い求めやってきた中国人、キングと出会う。2人は街に一頭しかいない牛のミルクを使ったドーナツで、一山当てようと動き出すがー。
全編アスペクト比4:3にて展開。
基本的にどのカットでも水平線を意識させるような物の配置や風景撮影が印象的でした。
上記のようなアングルへの配慮や音響も相まってものすごく繊細で丁寧なモノづくりの背景がうかがえた。
作風も相まって、ドーナツにかける蜂蜜が如くしっとりと2人の友情を味わうことができました。
小窓。
本編からは逸れるが、
ダイパだファスト映画だなんだと言われる昨今ですが、「どうでもいい情報」に夢中になれない人は映画も然り、色んな作品鑑賞するの向いてないから早く脱却した方がいい。
そんなことを今作を観て思いました。