相変わらずバリーコーガンの出演作にハズレなし！
今回も例に漏れずまともな役ではなかったね、無邪気で内気で地味な青少年をそのままにしたような邪悪な純粋性みたいなのが
漏れ出してるのがたまらない。
一夏のボーイフレンドとの思い出とのことでどこか「君の名前で僕を呼んで」を彷彿させる。あの作品より共感できるし愛憎入り混じりで常軌を逸した行動はわからないけどわかると言った複雑な共感性を感じる。
フェリックスと友情を育むと共にラストに繋がるけどヴェニシアが言ってたように蛾や蜘蛛のように内側からソルトバーンを侵食していくのが爽快だった。
あのラストのノリノリ感とかもう最高。
エメラルド・フェネル監督は良作を次々と生み出して力量あるなぁ
そんな映画。
