女子高生の日常×SFかと思っていたらドラえもんで、ドラえもん観ていたと思ったらデスノートでした
これだけの要素をまとめ上げて、前編なのに尻切れ感もなく充実感と共に後編への期待も持たせるのが凄い
他漫画作品のパロディがいくつか見られるが、それがパロディに終わらず視聴者への問いかけとなって作品を推し進めていく
個人的に若干不安だった幾田りらとあのの演技力も作品の中でしっかりと立っており、違和感なく120分楽しむことができた
正直、元々筆者的に気になる作品ではありながら“観に行く”まで至っていなかった
その中で観に行くきっかけとなったのが、主題歌「絶絶絶絶対聖域」だ
曲自体初めの印象として聴く気にならなかったのだが、音楽サブスクやFIRST TAKEなどで聴く機会がある内にどんどんタイアップ先の作品への興味が湧いてきていた
実際、エンドロールで流れる「絶絶絶絶対領域」のタイミングと作品への親和性は作品の読後感と合わせて言うまでもない効果を発揮、メディアミックスまで含めての隙のない作品だと感じた
公開時期ギリギリに観に行ったおかげですぐ後編を拝むことができそうだが、逆に言うと今この作品を観ようとしている人は公開終了まで割と時間がないので急ぎましょう
