こう

恋するプリテンダーのこうのレビュー・感想・評価

恋するプリテンダー(2023年製作の映画)
3.5
Theラブコメという作品でした。恋愛要素もありますが、コメディ色の方が多い印象ですが、本作はこれで正解だと思います。

キーワードとしては、蜘蛛、コアラ、海の救助隊でしょうか。それにしても海の救助隊をとあることのために私的で使うのは、映画として楽しむべきポイントではあるのですが実際には怒られるのでは笑

簡単なストーリーです。
弁護士を目指してロースクールに通うビーと金融マンのベンがふとしたきっかけでカフェで出会い、そのままデートをするものの、行き違いによりお互いの印象が最悪になり、そのまま分かれてしまった。

数年後、ビーの姉が結婚することになり、結婚式前の出席者の顔合わせの場で、ビーとベンが再会する。
周囲から見ても険悪な雰囲気のまま、2人とも結婚式が行われるオーストラリアに行くが、周囲も気を遣うほど険悪なムードのまま。

結婚式の出席者の中には、ビーの元カレ、ベンの元カノもおり、ビーは元カレとは復縁したくない、ベンはよりを戻したいという想いから、ビーとベンは恋人のふりをすることでお互いが望む形になるよう、ことを進めようとするが、はたして望みをかなえることができるのか・・・。

本作では、オーストラリアが主な舞台で、ビーの姉はオーストラリアで結婚式を挙げるのですが、その理由がなんだろうと考えていました。
結局観ているときは分からず、後で調べたところ、とあることがオーストラリアでは認められているからなんですね。自分は知らなかったのでそうだったのかと納得。何かはここでは割愛しますが、作品を観ればすぐに分かると思います。

最初の方に書いた蜘蛛とコアラは、ビーとベンが仲の良いふりを一生懸命やっているのに誰も観ていないところは悲しいのと面白さが混在していました笑(本作の中で一番面白いところの印象です)

最後に出てくる色々な人が歌うシーンは最後の演出としては盛り上がりとても良かったです。結末の良い感じを歌によりさらに盛り上げるので観て損はないです。

色々な方のレビューにもありましたが、ラブコメとしては外れていない作品なので、特にコメディが好きな方にはおススメです。
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