てらっきー

ミシシッピー・バーニングのてらっきーのレビュー・感想・評価

ミシシッピー・バーニング(1988年製作の映画)
3.7
しっかり観たことが無かったので再視聴(  ̄ー ̄)ノ



1964年アメリカ ミシシッピ州で白人男性二人と黒人青年が行方不明になる。

現場にやって来たのはFBI捜査官アンダーソン(ジーン・ハックマン)とウォード(ウィレム・デフォー)
しかし白人至上主義者が大多数を占めるこの田舎町で捜査は難航

そしてFBIが来たことでさらに町では黒人への差別が過激さを増し、混乱し始める…




"COLORED"
こんな言葉が平然と使われてた時代があったことに先ず驚かされる。


白頭巾を被ったKKK団の恐怖
夜な夜な黒人の家にやって来ては脅迫、暴行、処刑を繰り返す。

喋れば仕返しがあることで口をつぐむ黒人たち。
一向に進まない捜査だったが…



ジーン・ハックマンが脚で情報を稼ぐ昔気質な捜査官で、デフォーが頭カッチカチなインテリ捜査官という対比が面白い!
そりゃ意見もぶつかるわ(笑)


町の町長に『フルメタルジャケット』の鬼軍曹R・リー・アーメイ
住民にマイケル・ルーカー
保安官に『チャイルドプレイ』でチャッキーの声やってたブラッド・ドゥーリフ

こんな人たちが揃ったら何かやらかさない訳がないキャスト陣w

"ジグソウ"トビン・ベルは珍しくFBI側だったw


冗談はさておき、ストーリーはシリアスで社会派

ではあるものの、クライマックスに掛けては爽快な幕切れで♪


『エンゼル・ハート』『ライフ・オブ・デビットゲイル』アラン・パーカー監督作
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