アメリカの田舎街に渋々ワーホリで働きに行ったらそこは前時代の価値観しか持ち合わせていないパワハラ、セクハラ、モラハラ人間が集まる場所だった。主人公2人以外がとことん酷い。
厨房のおばちゃんだけまともそうだったが、オーナーは給料未払いのパワハラおじさんで、客は誰1人飲みたいと思わないクズの常連ばかり。ラストでスカッとさせてはくれるが現実だとそうもいかない。
一度自分より下だと見なした途端に態度が豹変して横柄になって図に乗る人間なんて沢山いる。でもそういう集団に入る前に、自分がそのコミュニティに適応できるかどうか、前段階でジャッジできる想像力を持つのも大事。
合わないと思ったらできるだけ遠ざかるべき。人と上手くやっていくコツは嫌いにならないまで距離感を取る必要があるから。自分があの空間の人間になってはいけないと感じさせられる戒め的映画です。