ゑI海外ドラマ勢

雪山の絆のゑI海外ドラマ勢のネタバレレビュー・内容・結末

雪山の絆(2023年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

1972年の飛行機墜落事故。乗客の多くはウルグアイ人の若者たち、彼らが雪山の中2カ月生き抜く姿を描く。

生き残りすぎでは?マイナスな気温の中、薄着や裸で生活するなど食糧飢饉の中を生活しているように思えず少し退屈に感じた。人肉を喰らうシーンを映すことはないため、綺麗な映画のようにも感じて少しリアリティ度は落ちる。

Numaがまさか死ぬとは。ナレーターを務め人肉も喰らわない賢そうな彼の姿を見てると生き残るかと思っていた。しかし最後に周りを生き残らせるかの如くこの世を去り食肉となって皆んなの命を繋ぐ架け橋のような役割もまたアリなのかな。

Nandoは家族が死ぬ情報を1番含んでいたから病んでしまうかと予想したところ、最終的に山を越えるほどのバイタリティを見せられ驚くしかない。

全体的にクオリティは高いけれども、飛行機墜落事故でここまで何人も生存できたことは非現実的だし狂わない人々の姿もリアリティに欠けてた気がする。富士山の滑落事故とか聞いてると最後のような山越えは可能なのかと素人ながら疑問に思えた。

実話が元になっていたのか。友人を食べて生き抜かなければならない経験を20代前半でした彼らの気持ちを考えると辛すぎる...