オースティン・バトラー見たさで鑑賞。かっこいいと母性くすぐる可愛さと色気と全部持ってるよねこの人。ベニーみたいな人間、オースティン・バトラーじゃないと普通に許せないし、彼にしかできないって感じ。
語り手がキャシー(ジョディ・カマー)になってるおかげでひと夏の青春っぽい語り口になっていて男臭さが結構脱臭されてる。マイク・ファイストがインタビュアーの立ち位置なのもひとつかも。
「地元」に根付くヤンキー文化、暴走文化と帰属意識の高さは国が違えど同じなのかなと思ったり。一時的に誰かが欠けることはあっても、結局この土地で気の合う仲間たちと一生を終える。そういう幸せもあるよってラストシーンを観てちょっと羨ましくもある。まあ、オースティン・バトラーがかっこいいからなんだけど。
階級的にも土地的にも必然的にこうなりそうなところに私は生まれたはずだったんだけどなぁ。