司法をも操れる権力者たちの犯罪なのでどうしようもない。
暗殺を企てたのがCIA、副大統領、国防総省ら等の政府ぐるみだということは周りはもう100%分かっているが、すべてを牛耳っている国のトップらなので有罪にならない。
この映画に限らず60年間の間にたくさんの証拠、証言などで隠しようのない状態にはなっているが、政府が認めるわけがない。
次々とたくさんの陰謀説をまき散らし煙に巻き、政府関与に関してIQの高い、国を操る超天才たちが徹底してそんなことを信じるのはアホじゃないか、とばかりに手を替え品を替え色々な方面から反論し騙される人もいるが、もう隠しきれない所まで来ているのは事実です。
今、米国のアマゾンプライムビデオでは、「JFK: What the Doctors Saw(2023)1h32min」が見れる。 訳せば「JFK:医師たちが見たもの」
一般人を含めた目撃者や口を割られると厄介だと思われた人たちが、今までどれだけ消されてきた事か...
勇気ある人たちが命懸けで事実を提示して民衆に悟ってもらうしかない状態です。
映画の前半は、たくさんの大事な証拠がとても強引なやり方で隠蔽や捏造されている事実。
大切な後半は彼らがケネディ大統領を急いで暗殺しなければどんな不都合が起きるのか、暗殺すればどういうメリットがあるのか、遺体がまだ議事堂にある間に裏で急いで何がなされていたかなどの話。
そしてケネディは世界中から認められ期待された偉人であった事。
大勢に期待されたカリスマ的超人気の正義が極悪に消された…。
ジョンソン副大統領たちはケネディ大統領を殺害してまで自分たちの策略を推し進めたが結局はそれが大失敗だったという悲惨な結果になった。私腹は肥やしただろうが。
真実はハッキリしないという人がいますが、民衆に悟ってもらうしかないんです。
暗殺当時20歳だった人も今ではもう80歳。50歳だった人は110歳。犯罪者を生きているうちに裁けなかったのが辛い。世代が変わり民衆が分かるときは歴史上の過去の話になっている。
何事においても過去の歴史と人生を見て思うのは、悪に対して正義は圧倒的に不利だという事。
劇中にも出てくるように公文書のすり替えがすでに確認されているので、将来公文書が公開されても、またどれだけ消滅、改ざんされているのだろうか?
世代交代がなされても、政府も命をかけて国の信用と求心力を完全崩壊させる訳にはいかない。
当時もし、米国政府の仕業だと結論付け、これがきっかけで米国外交のヤクザを越えるような戦争のもって行き方や戦略が明白になれば、国内外問わず米国の求心力は崩壊し、今頃共産主義が世界を支配し世界の構図は変わっていたかもしれません。
尻拭いを強いられている下の人たちには同情さえ感じます。
そのうち真犯人は政府だった!という証拠をあえて出してきて騒がせておいて、その証拠が捏造だった!と逆に真実を語る人達の信用を失墜させるような政府の戦略も私は想像しています。
権力に屈せず、真実をもみ消されないようにキワキワの所で死力を尽くしてきた勇気ある人たちに間違いなく星5つ!