邦題とポスターからいつもの感じだと思って前情報ゼロで観に行ってみたら、IRA映画で渋イイおじさん映画でした。戦争や人殺しやテロに『罪と罰』的な動機を重ねながら善と悪について、また「人は変われるのか、また変わってもいいのか」ということを考えさせられるドラマになっていたのかなって思ったし、フィンバーが主に若者に対して語る言葉は自身の後悔のようにも感じました。クライマックスもいつもと違って緊張感のある銃撃戦になっていて良かったですね。
これで次が『裸の銃を持つ男』とか、なんて素晴らしいキャリアなんだ。