サンクスギビングの教祖ちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

イーライロス監督の新作スプラッター映画。冷凍庫の壁に頬の皮膚が貼り付いたり、トランポリンで跳ねるたびに足に刺さるナイフなど、顔を顰めてしまうようなシーンもそうだが、ターキーのように焼かれて食わされるシーンや、ハンマーによる顔面破壊など、殺害のバリエーションは豊富で面白い。ミステリー仕立てで犯人が最後判明するというオーソドックスなシナリオではあるが、犯人に対してインスタライブで切り抜けるというグリーンインフェルノのセルフオマージュのようなエッセンスが入っていて全体的に飽きなかった印象。
ツッコミどころも多いけど(ターキーの手足の固定は先にやらないとできないんじゃないかなとか(最後注射してた薬品で柔らかくなったのか)、そもそも犯人が用意周到なのかマヌケなのかよくわからない部分など)、それも含めて「気楽に見ようぜ！」ってエンディングの明るい曲で最高に良かった。マチェーテも見てみる。