このレビューはネタバレを含みます
見方によって狂気とシュールとユーモアが混在する異様な家族の映画。異常なまでの情報遮断により、独自の文化と独自の価値観を構築してしまった家族を淡々と描いている。特に誕生日パーティーの異常ダンスは思わず息が止まる。型もなく、ほぼ独自の見よう見まねな奇怪な動きの踊りはあそこから抜け出したい心情の現れだったのか。
淡々と異常な日常を描いてるんだけど、間、セリフ、音楽などが絶妙で、静かだけど物語のうねりのようなものがこちらを飽きさせる事なく流れていった感じ。
考察する人がすごい多いなと感じた。
あと相当モザイクかかってた。