夜行列車に乗ったカリート

エイリアン3の夜行列車に乗ったカリートのネタバレレビュー・内容・結末

エイリアン3(1992年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

エイリアン3って、デヴィット・フィンチャー監督のデビュー作だったのか!

前作でクイーンを倒しコールドスリープに入ったリプリー達。しかし目覚めたときに仲間は全員死んでおり、見知らぬ囚人惑星にたどり着いていた!

あーどうなんだこれは、前作の設定を全否定というか…。エイリアンに勝利してたのに、仲間たちはいきなり全員殺されてるという脚本。少し乱暴過ぎる変換。

製作段階で問題があり、監督や脚本がゴロゴロ変わっていって、その尻拭いを新人のフィンチャー監督が手掛けたようです。
彼も後に「やりたいことは全く出来なかった」と言っている映画。

犬型のエイリアンとみんなで鬼ごっこをする話で、通路を走り回るシーンとか雑じゃないかと思ってしまう。
人が殺されるシーンも、肝心の描写はフレームアウトされていて、なにされてるかよく分からん。あとエイリアンのCGとマペットの差が凄い。
全体的に緊張感に欠ける印象。

最後のオチにリプリーが取った行動は良かったんだがなぁ。寄生したクイーンが食い破ったまま落ちていくシーンは見物で良かったです。
ここから頑張ったんですねフィンチャー監督は。