きなこ

アタラント号のきなこのレビュー・感想・評価

アタラント号(1934年製作の映画)
4.0
猫たちの、そこにいるだけでいい感。
蓄音機に群がる猫が1番心に残ったシーン。笑
そして親爺さんが最高です!
黒っぽい画面の中のウェディングドレスが映える。

可愛らしい映画でした〜。
完璧な人が誰もいなくて
さらけ出して受け入れあって、
あったかいなあと思った。
血が繋がってないけど、ある意味家族のお話かな、と。
この感じは、時代のなのか国柄なのか?
今の東京にあの親爺さんがいたら、こんな風にはならないなあ、と帰り道の渋谷の街を歩きながらふと思った。

なんとなくサザエさんを思い出したわけです。

2019-29
きなこ

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