アタラント号の作品情報・感想・評価

アタラント号1934年製作の映画)

L'ATALANTE

製作国:

上映時間:101分

ジャンル:

4.0

「アタラント号」に投稿された感想・評価

だい

だいの感想・評価

1.8

このレビューはネタバレを含みます

若くして夭折した奇才ジャン・ヴィゴの遺作。
独特の映像表現が後世に多大な影響を与えたことで評価されている監督のため、本作にしても前作の「新学期・操行ゼロ」にしても映像は素晴らしく、映像を重視する人の高評価はわかる。わかりすぎる。

でもシナリオ重視の私にとっては、なんやこれ!スッカスカやんけ!
と思うのも事実なのですよねえ。映像にパラメータ全振りしたような監督。

頭のおかしいおっさん船員、警戒心ゼロでだらしない妻、ヒステリックな夫、モラル皆無な物売り、共感できない人ばっかでイライラするぅぅぅ!!!
夫がおかしくなってからのおっさんは急にマトモになりましたが。

あんなことがあって、最後単純に和解とかあるかい!ってのが現代の文面からはたぶんみんな思う所だと思うのだけど、当時の映画って総じて女性が男性の大きな非を責めないとこあるよね。時代なんですかね。
意外とちゃんと金持ってるし、ホテルに泊まったり、自力でルアーブルまで来たりとか、案外逞しかった妻の顛末を描いたら面白かったと思うけどなあ。

あのおっさん船員、どこかで見た人だなあと思って名前見たら、「牝犬」のミシェル・シモンだったわ。存在感すごい。
2020年7月25日

BSで録画したのを見ました。
伝説の名画・・
フランス映画・・
作品の原点は、今見ても面白い
さすがに…?と、いう所もありましたが・・
あかね

あかねの感想・評価

4.2
これまた素晴らしい作品😭💓
モノクロなんだけどそれを感じさせない
まるで浮かびあがる美。

これまた
トリュフォーや
アキカウリスマスキなど偉大な
監督に影響を与えた人物。
たった4作品しか残さずに
29歳とゆう若さでこの世を去った
伝説的な映画作家( ´∀`)!!

新婚カップルに親戚のおじさんに
可愛い猫たちに囲まれてアタラント号で
旅をする日々。しかし、やがて妻は
船内の生活に息がつまりだし...

とにかくこれも美しいんですよね!
船の上の霧とかもう最高でそれが
モノクロだと更に際立ち鼻血!!

親戚のおじさんがなかなかのキャラで
一見ちょい抜けてるけど可愛い変わった
おじさんなのに全身タトゥーだらけの
ギャップ笑笑!!
それもジョーカーみたいな
終始落書きみたいな笑笑😂😂
好きなもん全部描いちゃいました!
みたいな笑!
でも、ホルマリン漬けにして友人の
手を棚に置いてあるのはなかなか笑

そっからの奥さん、ちょい浮気心で
船から出ちゃうんだよね。
そしたら旦那さん置いていってしまい
戻ってきたら船がないんだけど...
やはり最後元さやに戻る辺りが
外国的よね!

花嫁が起きたぞ!
よしいっちょかましたるか!の
パフパフパフ〜って素敵な朝を届けて
くれるのは粋だぜ( ´∀`)

可愛い子猫もでます( ´∀`)💓💓!
白黒侮るなかれ!なかなか良作一本👏
犬

犬の感想・評価

-
この時代に若干28歳でこれほど詩情あふれる映画を撮れてしまうジャンヴィゴ。奥行き、夜霧、水中など惚れ惚れするしかないんだけど、やっぱりカットバックで性行為を浮かび上がらせるシーンが白眉。
mare

mareの感想・評価

5.0
ジャンヴィゴの唯一の長編映画にして最後の作品。通しで観賞したヴィゴの作品全てに言えることだが、人生に訪れる微かな暗雲すら楽観的にロマンティックに描いてしまう魔法のようなタッチに心躍ること間違いない。短い船旅で新婚夫婦と陽気な水夫の奇妙なやり取りが繰り広げられる人間ドラマで、人生そのものを祝福するような圧倒的な輝きはどこまでもファンタジーで全てを受け入れ讃えているようにも思える。ヴィゴはなんて無垢で煌びやかな映像を撮るのだろう。裸の少年の心を持った彼の世界に対する眩しいくらいの期待を大いに反映した永遠の大傑作。
masa

masaの感想・評価

3.9
セーヌ川のアタラント号の若き船長が新妻を乗せてパリへ立ち寄る
ゆるい雰囲気もあって楽しい
eiaieiaie

eiaieiaieの感想・評価

3.6
・猫かわいいし猫シーンだけで好きってなる
・茶目っ気や遊び心が純粋に出ているが、それが全てではない傑作
・最高の芳醇な煙を纏うような愛おしい作品
ropi

ropiの感想・評価

4.2
若き船長とその新妻がアタラント号に乗って旅する物語。すぐ嫉妬する夫と好奇心旺盛な妻、陽気な老水夫にドジな少年。活き活きとしたキャラクターが魅力的。

特に前半ダメっぷりを発揮していた老水夫のジュール爺さんが、妻のいない船の中でヤケになる船長を励まそうと蓄音機を直して音楽を聴かせたり、妻を探し出して連れ戻したり。不器用な誠実さに心があったまる。そして周りで戯れるネコたちがかわいい…!

ジュール爺さんのガラクタ部屋も面白くて、瓶に入ったリアルな人の手やら日本の扇子など小道具が面白い(ついでに言うと爺さんの体中に入った独特の刺青も)。どの画も凝っていてこだわりが詰まってる感じ。

水中で目を開ければ好きな人が見えるという言葉を鵜呑みにして海に飛び込む夫。そして目を開けるとウェディングドレスを着た美しい妻の幻影が…。とてもロマンチックなこの場面。水中撮影かな?とても印象的なシーンだった。

離れ離れになった夫婦が一人のベッドで互いを想い合う場面は30年代にしてなかなか際どい描写。攻めてるなぁ。

ジャン・ヴィゴ監督作、初めて鑑賞したが、今作が唯一の長編で遺作なのか…。
乗船の仕方が独特

こんなの観たことない

黒くて長くてまるで方舟みたいなこの船は、いったい何なの?中は快適空間だし、これ新婚旅行だよね?とにかくネコがいっぱい出てくる。子猫もいっぱい出てくる。不思議な船。それがアタラント号。

ネコ何匹いるの?🐈子猫が可愛い。乗せたい。私も肩に子猫乗せて歩きたい。そのまま近所の公園を散歩したい。犬派だけど。

花嫁に悪い虫がいっぱい寄ってくるのがちょっとね

不快感すら漂ってくる

旦那も旦那でそれじゃあダメだろう

パリは行こうよ

無理しようよ

ほうら言わんこっちゃない

そうなるよね。でもそこでその決断?

いいの?

ホントに?

そこからはもう荒れましたね。

運河を進むアタラント号

エレベーター式水門なのかな?

ちょっと無気味なマリオネット

昔はどこにでもいたような気がする酔っぱらいオヤジ

蓄音機とネコ

スリと人拐い

あと、とにかくネコ、ネコ、ネコ

🐈

フランソワ・トリュフォー、アキ・カウリスマキ、エミール・クストリッツァ、ユーリ・ノルシュテインらが絶賛したというジャン・ヴィゴの作品は、私にはなんだかよくわかりませんでしたが、観ていてソワソワしました。

不快感が消え去って、いつのまにやら情すら沸いてくる不思議なキャラクター。そして男と女。言葉なんていらないラストがなんとも言えなくて良かった。
なまえ

なまえの感想・評価

4.1
風のタクトのおばあちゃんbgmと似たようなbgmが良かった。
古い映画をクソみたいな画質で立て続けに見てつくづく、綺麗な画質のものを映画館で集中して見たいってなる、この映画なんかマジで遊びに溢れてて面白いのに、コンディションのせいで十分味わえてない感ある。
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