Wacky55

ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出のWacky55のレビュー・感想・評価

4.6
ディズニー創立100周年を記念して制作され、ウィッシュと同時に上映された短編映画作品。歴代85以上の長編と短編から、543ものキャラクターが絵の中から飛び出し、現実のスタジオで集合写真を撮影するという内容になっている。

総合評価: 4.6
ディズニーファンにとってはまさにたまらない作品であることは間違いないでしょう! 僕は思いました、100パーセント大人になるのはやめようと、そう心を動かしてくれる素晴らしい作品でした。

演出/脚本等: 4.9
ストーリーは非常にシンプルではあるものの、過去の短編映画シリーズを思わせるドタバタさ感もあってとても面白かったです。例えば、ドナルドとフラッシュのエレベーターでの掛け合い、そこにベイマックスという流れ(笑)他にも、本作に登場したいくつかの悪役キャラ達(例:アースラ)が “悪役を演じた俳優”のように、素のような感じでスタジオをうろつく所も思わず笑ってしまいました。そしてそのドタバタさの流れからの感動、特にミッキーがあの人に向けて敬意を表する場面と全ディズニーキャラ達があの曲を歌う姿は、ウルッときてしまいましたね。ディズニーを好きになれて良かった、ディズニーを見てきて良かった、と改めて思わせてくれるストーリーでした。

声優: 4.6
今作のために、歴代ディズニーアニメーションで声優を務めた(オリジナル)キャスト達が参加したのは、非常に嬉しいことでもありますし、とても良かったですね。

アングル等: 4.9
実際スクリーンの中もしくはスタジオにいると思わせてしまうほどの見事なカメラワーク(POVなど)。迫力とファンタジー要素を見事にサポートしていて非常に良かったです。

編集: 4.3
手堅いエディティングテクニック(カッティングなど)でしたので、妥当と言っていいでしょう。


※ 追記可能性あり

では今度はウィッシュを評価したいと思います。
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