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勝手にしやがれのyukiyoのネタバレレビュー・内容・結末

勝手にしやがれ(1960年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます


 ゴダ〜ルの長編デビュー作で、原案はトリュフォ〜なのね。
 原題「A bout de souffle」は「息ができない」とか「息を切らせて」みたいな意味で、「勝手にしやがれ」と云う台詞は冒頭にでます。やったね。
 ヌーベルバーグと称される映画でなかなかニュアンスは難しいけれど、ニューウェーブと言い換えると何故か腑に落ちる。
 台詞回しや語りの多さ、大胆なロケ撮影や斬新なアングル等々、(当時としては)新しいことやってんな感は伝わります。難解と云うか面倒くさい作家なイメージのゴダ〜ルでしたが、本作はとても軽やかで観易かった。観易くなったのでしょうね、時代的に。
 パリの街並みが車だらけなのや、窓からタバコをばんばん投げ捨てるのもなかなか衝撃でした。
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